在宅ワークで、業務情報が書かれた手書きメモや不要になった資料などの処分に困った経験はありませんか?
なんの処理もせずゴミ箱に捨てた場合、コンプライアンス違反となってしまう可能性があります。
また黒く塗りつぶしてくれるローラースタンプなどもありますが、面積が多いと塗るのに時間がかかります。
そういった「情報の適切な処理」・「処理に対する時間」を解決してくれるのがシュレッダーです。

そんな会社じゃあるまいし、シュレッダーなんて・・・



私も以前はそう考えていました。
ですが、初めて購入したときは大げさではなく生活が変わりました。
また今は家庭用シュレッダーも売っています。
安いものだったら2000円台から買えますし、コンパクトなので場所を取らないため、持っていないと損をします。
シュレッダー導入のメリット


では、メリットについて具体的に見ていきましょう。
情報の適切な処理
物理的に処理をするので、「黒く塗りつぶす」や「ハサミでカットする」よりも適切に処理が可能です。



黒く塗りつぶすローラースタンプも場合によっては使用していますが、光を当てると薄く見えることが多々あります。
そのため、適切な処理とはいえません。
処理に対する時間の短縮化
枚数に限界はありますが、セットさえすればあとは機械が自動的に処理をしてくれます。



基本ほったらかしでオッケーです。
これも時短家電の一種といえると思います。
選ぶときのポイント


単純な機械と思われるかもしれませんが、意外とポイントが多くあります。
1.電動か手動か
電動は紙をセットすると自動で細断してくれますが、手動はハンドルを回して細断します。
電動の方が機械が内蔵されているので重くなりますが、電動をおすすめします。
価格も大して変わらず、時短というメリットが消えるので手動はおすすめしません。



せっかくシュレッダーを買うのならば、絶対に自動にしましょう。
2.細断方式
一言でいうと細断の細かさですが、細かく細断が出来る方が価格が高くなります。
主な細断方法としては、以下のような種類があります。
ストレートカット
縦方向のみのカットですので、セキュリティ性は低めです。
出典:https://shred18.com/user_data/feature_point.php



縦方向のみのカットですので、正直なところ時間をかければ復元することは可能なレベルです。
クロスカット方式が主流のため、あまり市場に出回っていません。
クロスカット方式の方が価格も安く、わざわざストレートカット方式を選ぶメリットがありません。
クロスカット
縦と横のクロスカットですので、セキュリティ性は高いです。
出典:https://shred18.com/user_data/feature_point.php



1番主流がこちらの方式になります。
価格と性能のバランスがよい商品が多いです。
マイクロクロスカット
クロスカット式のさらに細かく処理をされたものですので、セキュリティ性はさらに高くなります。
出典:https://shred18.com/user_data/feature_point.php



クロスカット方式よりもセキュリティ性は高くなりますが、その分価格が高くなります。
またゴミとして捨てる場合、細断された紙片同士の隙間が小さいため、容量が小さくなるメリットがあります。


3.大きさ
設置する場所を想定したうえで、本体サイズを考えましょう。
本体サイズ=内蔵ゴミ箱の容量と考えてください。
つまり本体サイズが小さい場合、こまめにゴミを取り除く必要がであります。



今まで、本体サイズが大きいものから小さいものまで実際に使ってみた経験上、個人的には「可能な限り小さい方がよい」と考えています。
理由は「ゴミ箱容量が大きすぎると、ゴミ袋に詰め替える際に大変」だからです。
(袋サイズにもよりますが、大きすぎると詰め替えること自体困難です)
つまり、家庭用では大きいメリットがないということです。
4.最大細断枚数
1回の処理で細断できる最大枚数のことを指します。
当然多い方が手間がかからずよいですが、その分本体サイズが大きくなる可能性があるので注意しましょう。



合計何枚くらいを処理することが多いのかを想定すると、最大細断枚数が何枚あれば理想か分かりやすいと思います。
おすすめ4選


では、細断方式ごとに分類しておすすめのシュレッダーを紹介します。
クロスカット
アイリスオーヤマ P5GCX


項目 | スペック |
---|---|
大きさ(幅×奥行×高さ) | 310mm×190mm×300mm |
最大細断枚数 | 5枚 |
カットサイズ | 4mm×40mm |
高コスパモデルです。
少しだけ高さがあるため、卓上設置は難しいと思います。
ですが、クロスカット方式で価格も安くおすすめです。



シュレッダー初心者におすすめのモデルです。
コンパクトサイズとまでは言えませんが、デザインも悪くなくコスパが高いのではないでしょうか?
ナカバヤシ NSE-T06W


項目 | スペック |
---|---|
大きさ(幅×奥行×高さ) | 300mm×144mm×201mm |
最大細断枚数 | 2枚 |
カットサイズ | 3mm×18mm |
この製品は奥行・高さが抑えられとってもコンパクトです。
コンパクトサイズのため、卓上にも設置可能です。
カットサイズもアイリスオーヤマ P5GCXよりも小さくセキュリティ性は抜群です。
ただし、最大細断枚数が2枚と少な目なので、大量に細断するものがある場合は処理に時間を要しますので要注意です。



最大細断枚数が2枚なのを許容できる場合はこちらをおすすめします。
マイクロクロスカット
アコ・ブランズ・ジャパン A22M


項目 | スペック |
---|---|
大きさ(幅×奥行×高さ) | 302mm×150mm×207mm |
最大細断枚数 | 3枚 |
カットサイズ | 2mm×10mm |
家庭用の中では非常にスペックが高いモデルです。
ナカバヤシ NSE-T06Wとほぼ同じサイズでありながら、マイクロクロスカット・最大細断枚数が4枚・カットサイズも極小というモデルです。
文句の付け所はないのですが、高めの価格がネックです。



私が今持っているシュレッダーがこちらのモデルです。
コンパクトかつマイクロクロスカットで選びましたが、とってもいい商品です。
ゴミ容量を減らしたいのであれば、マイクロクロスカット方式はおすすめです。


アコ・ブランズ・ジャパン GSHA11M


項目 | スペック |
---|---|
大きさ(幅×奥行×高さ) | 320mm×200mm×225mm |
最大細断枚数 | 5枚 |
カットサイズ | 3mm×8mm |
アコ・ブランズ・ジャパン A22Mより若干サイズは大きくなりますが、性能も大差なく価格が安いモデルです。
マイクロクロスカット方式のシュレッダーが欲くて、なるべく価格を抑えたい場合はこちらがおすすめです。



できるだけコンパクトなものがよかったので、こちらは選びませんでしたが、その分価格が安くなりコスパは高いです。
まとめ
シュレッダーのメリットから選ぶポイント、おすすめシュレッダーと見ていただきました。
シュレッダーというのは、「安心と時短」を買える家電製品です。
情報は生活をするうえで至るところで発生し、適切に処理をする必要があります。
まずは安いシュレッダーでよいので、ぜひ検討してみてください。



シュレッダーは時短家電です。
私は今まで3台購入してきていますが、ない生活は考えられないですね。
生活が変わりますよ!
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