ロジクールのマウスは独自の接続方法であるUnifying-USBというレシーバーがあるため、Bluetooth接続よりも安定しており入力遅延がありません。
そういった面からも、マウスといえばロジクールという方は多いのではないでしょうか?
前モデルである「MX Anywhere 2S」から3年振りのリニューアルとなり、ロジクールのハイエンドマウスとして気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「MX ANYWHERE 3」が気になっているけど、実際どうなの?どういった人に合うの?という疑問をお持ちの方への内容となっています。
ぜひ購入検討の判断材料にしてみてください。
特徴

それではMX ANYWHERE 3についてよい点・よくない点を中心に特徴を見ていきましょう。
よい点
- USB-Cで充電できるようになった
- FLOW機能により、わざわざ背面のEasySwitchの切替ボタンを押さずとも切り替えが可能になった
- MagSpeedホイールの採用により、精度の高いスクロールが可能になった
- 軽量・コンパクトな本体により持ち運びに優れている
- ガラスの上でも問題なく使用できる
- アプリが直感的で使いやすい
- 見た目も上質で質感が高い
- フル充電後は最長70日の稼働日数と、1分の急速充電で3時間使用が可能なバッテリ性能
流石ロジクールのハイエンドマウスのMX ANYWHERE 3です。
前モデルであるMX Anywhere 2Sからはほぼ内容をアップデートしていますし、特筆すべき点が多いです。
特にMagSpeedホイールについては、細かで正確なスクロールと、高速のスクロールが自由自在で非常に優れています。
出典:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/mice/mx-anywhere-3.910-006005.html
よくない点
- クリック音が比較的大きい
- MX Anywhere 2Sではあったチルトボタンがなくなった
- ロジクールのハイエンドマウスであるため、価格が高い
家電量販店などでは周りの音がうるさくあまり参考にならないため、周りの音がない場所でのクリック音ですのでぜひ確認してみてください。
特に左ボタン・右ボタンの音が大きめですので気になる人は、かなり気になるかもしれません。
アプリの使い勝手
専用のアプリがあり、直感的に使うことができます。

例えば、ボタンの割り当て変更などは画面上の該当箇所の○ボタンを押すだけです。

ポップアップした項目を選択するだけで変更が可能となっており、簡単に操作することができます。
見た目やサイズ

マウスは使い心地や携帯性など、サイズ感がとても重要です。
写真付きで色々な角度から見ていきましょう。
またサイズ感については中々数字のみでは分かりづらいため、可能であれば購入前に一度は実物を触ってみたほうがいいでしょう。
見た目
全体的にシンプルながらも、色合いや質感は上質で流石ロジクールのハイエンドマウスといった印象です。

シルバー色の機械加工スチール製スクロールホイールも質感も高く、ホイール操作については1ピクセル単位での停止から1秒に1000行スクロールという高速性の両方を兼ね備えた高性能ホイールです。
さらにスクロール時のノイズはまったくなく快適な操作が可能です。
左側面はボタンが2つあります。

デフォルトでは、「進む」「戻る」が割り当てられていますがアプリにて簡単に割り当て変更が可能です。
充電に使用するUSB-Cポートはスクロールホイールの上部にあります。

付属のUSB-A to USB-Cケーブル(充電ケーブル)については、柔らかい素材を使用しているので充電しながらのマウス操作についても引っ掛かりもなく使用ができます。

ただし、バッテリ機能が優秀なため、充電しながらの使用はほぼないかと思います。
背面は電源スイッチやEasySwitchの切替ボタンがあります。

EasySwitchの切替ボタンにより、ペアリングしているBluetooth接続先を簡単に変えることができます。
Unifying-USBレシーバーについては、ロジクール馴染みのものとなっています。

USBポートが不足しているなどの理由がない限りは、こちらのUnifying-USBレシーバーは接続の安定や入力遅延の面からも使用をおすすめします。
マウス自体の色は以下の3種類があります。
- グラファイト
- ペイルグレイ
- ローズ
レビュー記事についてはグラファイト色になっており、ほかの2色は以下の通りです。


3色とも上質で、どの色を選んでも後悔はしないと思われます。
サイズやスペック
サイズやスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
対応OS | Windows 10 以降 macOS 10.15 以降 ChromeOS Linux |
マウス本体サイズ(幅×奥行×高さ)mm | 65mm x 100.5mm x 34.4mm |
センサー方式 | Darkfield 公称値: 1000dpi DPI: 200~4000dpi(50dpiの増分で設定可能) |
電池(バッテリ)寿命 | 70日(フル充電2時間) USB TYPE-C急速充電(1分で3時間)使用可能 |
重量 | 99g |
総ボタン数 | あり |
チルト機能 | なし |
その他の機能・特徴 | MagSpeed電磁気スクロールホイールを搭載 高速スクロール対応 戻る/進むボタン搭載 3台までデバイス切り替え可能 Flow対応 |
接続方法 | 無線アドバンス2.4GHz Unifying-USB Bluetooth |
コンパクトであり、軽重量なためモバイル用として持ち運びにも使えますし、急速充電にも対応しているためバッテリに困ることもありません。
おすすめな人とそうではない人

おすすめな人
- マウスをよく持ち運びする人
- 上位モデルのMX Master 3はちょっと大きすぎると感じた人
- 軽量マウスを求めている人
- 上質な質感を求めている人
- USB-Cの充電ポートマウスを求めている人
軽量・コンパクトをウリにされているMX Anywhere 3ですが、小さすぎることはありません。
個人的には、上位モデルであるMX Master 3の方が大きさの面においてクセがあると感じました。
おすすめできない人
- 音が気になる人
- もっと重量感のあるマウスがいい人
- 手が大きい人
音は比較的大きいです。
参考動画を見て気になった方は、MX Anywhere 3の購入を見合わせたほうが良いと思います。
音だけが気になるという場合、上位モデルであるMX Master 3を検討することをおすすめします。
まとめ
ロジクールのハイエンドマウスであるMX Anywhere 3についてここまでご紹介いたしました。
前モデルのMX Anywhere 2Sから3年振りのリニューアルということで気になっていた方も多いかと思います。
特にMX Master 3が大きすぎるといった方には間違いなく「買い」のモデルです。
ただし、よくない点としてあげたようにクリック音が大きめです。
参考動画をご覧いただき、気にならない方はぜひ購入検討してみてください。
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